小説 【小説】パンとサイレン
第1章 山霧のサイレンサイレンの音は、山の谷間で別の獣に変わる。午前四時二十二分。真っ黒な山肌に、霧の白が帯を引き、道路情報板の「急カーブ注意」の文字だけがやけにくっきり浮かんでいた。「心拍数どう?」ハンドルを握る朱音は、肩の無線に顎を寄せ...
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